【登場人物】
相模 舞
太宮高校 家政科 2年
身長:158cm
体重:132kg【+80kg】
※当物語は実在の人物・団体とは一切関係ありません。
【8月】
「あっっっづぃぃぃ...」
照りつける夏の日差し。重たい身体をのそのそと動かすと汗が噴き出る。お腹は制服の生地が足りずに丸出しで歩く度にゆさゆさと揺れる。
「のどが渇くなぁ…、おっ、1リットルのコーラ売ってる自販機なんて珍しッ!買っちゃおうー」
1リットルのコーラを片手に太宮さんの家に急ぐ。気持ちは一刻も早く痩せたと急いでいるが、小休憩を挟んだりするため足取りは早くならない。「痩せるドリンク」を飲み始める前、3ヶ月前の2倍以上の体重になっているから当然といえば当然だった。
「やっと...着いた...」
チャイムを鳴らすと、太宮さんが出てきた。そのシルエットは私に負けずに太かった。毎日学校で会っている訳ではないが、私よりは遅いペースで着実に太っていたのは気づいていた。きっと、食べるペースを落とすことが出来ず、むしろ増したのだと思う。
「飲みに来たんだよね...アレ。用意するからお部屋で待ってて...」
太宮さんの部屋で待ってる間に気づいた。総菜パン、スナック菓子、ジュース等々、先月までは整理整頓がされ綺麗だった部屋に食べ終わった袋が散らかっている。
「これだ...太宮さんの太っていく原因...」
「ふぅ...おまたせー...ドア開けてもらってもいい?」
息を切らして部屋の前でそう言う太宮さん。
「はいはーい」
のそっと立ち上がりドアを開けるとお盆に沢山のお菓子と「痩せるドリンク」をのせて待っていた。
「相模さんも一緒に食べない?足りなければおかわりも用意してるよ?」
「太宮さんもやっぱり食欲を抑えられないんだ...」
「きょっ、今日は相模さんが来るって言うから色々用意しただけだよ...」
「部屋に散らかってる袋は?」
「...。どうしても我慢できなくって...」
顔を赤らめながらそう言うと我慢できなくなったのか、ワッフルを1つ2つと口に放り込んでいく。
「どうせ、ドリンク飲むんだし私も食べさせてもらおっ!」
お腹がはちきれそうなほど食べた私は目的のドリンクを飲んだ。しゅわっと炭酸が抜けるような感覚とともに身体に纏わりついた脂肪が消えていく。脂肪でパンパンだった制服が緩くなり、スカート、スパッツが落ちた。
「ふーっ、やっぱりこのドリンク凄いわ…」
「ありがとう、太宮さん!って太宮さんは飲まないの?」
「私はもう一月我慢してみる...」
パンパンなお腹をお菓子で更に膨らませながら太宮さんは言う。
「このドリンクに頼りきったら大変なことになるような気がするの...」
「食べるの止められない時点でヤバい気がするけど、太宮さんがそう言うなら..」
.痩せた身体に合う服に着替えて私は太宮さんの家から帰った。太宮さんは玄関先まで見送ってくれたが、その最中も常にお菓子を食べていた。
【一週間後】
夏休み期間中の私は、太宮さんの家に泊まることになる。きっかけは太宮さんからのお誘いだった。ドリンクを飲んで痩せた日の夜に連絡があった。いくら食べても食欲が止まないから、見ていて欲しいと。ご飯、お菓子もゲームも用意してくれると言うので即オッケーした。
「毎日、こんな良い食事できるとか凄ぇ...」
太宮さんの家に泊まって一週間もすると、身体に肉が付いていた。太宮さんはというと、食べる割にはそんなに脂肪は増えてないかなって感じ。
【二週間後】
持ってきた私服が全て着れなくなった。立ち鏡で姿を見るとドリンクを飲む前位の肉付きの自分が写っていた。
「毎日美味しいご飯に沢山のお菓子だもん、そりゃあ太りますよって...」
服は太宮さんから借りて着ることにした。太宮さんは変わらず食べ続けているがそんなに増えてない?って感じ。
【三週間後】
もしかして、今の私ったら太宮さんより太い?太宮さんの服を着ているが明らかにお腹が服から出ている。腕周りはワンピースなのでキツいとかは無いが、二の腕はパンパンどころか随分垂れ下がってきている。太ももはぴっちりくっついて隙間は無く、内側は段になって垂れてきている。
「太宮さんが食べてるから釣られて私もずっと食べちゃってるから...?」
【四週間後】
学校がそろそろ始まるので制服を着てみよう。
「嘘っ...、おっぱいが隠れるかどうかしか丈が無い?」
「腕に至っては袖が通らないし...」
「スカートは片足だけでウエストサイズなんだけど??」
この1ヶ月太宮さんの家で生活したせいか、今の私は、太宮さんよりも贅肉を蓄えた大デブになっていた。太宮さんの体型がちょっと可愛く見える位に今の私は贅肉にまみれている。
太宮さんはこの1ヶ月で確かに太った。写真で見比べれば明らかに太っていることが分かる。けど、毎日姿をみていた私はその変化に気が付けなかった。
「ねぇ、太宮さん...。二人でドリンク飲まない?」
「わっ、私も...もう、ドリンク我慢出来ないのッ!!」
ドスドスと音が鳴りそうな足取りで、「痩せるドリンク」を用意しに階段を降りる太宮さん。歩く度に汗が噴き出し、呼吸を荒げていた。私は、立ち上がるのに時間がかかるため座って待つことにした。ぜぇはぇと息を切らし小瓶を2つ部屋に持ってきた太宮さんは勢いよくドリンクを飲み干す。続けて私も飲む。あの感覚だ...。先程までは、動くのもやっとの巨体が2つ部屋に居たが、その姿はもう無い。スラッとしたスタイルの二人がいる。
「やっぱりこのドリンクは本物だよ…」
「そうだね!こんなに素晴らしいんだから我慢なんてする必要無かったね!」
太宮さんは若干ハイになってるのか軽くなった身体で飛び跳ねたりしていた。この一ヶ月で私は160kg程太り痩せたなんて疑問にも思わなかった。太宮さんも50kg位は増えていたと思う。
夏休みが終わり学校が始まる。
【相模 舞】
体重
【1回目】62kg→52kg
【2回目】72kg→52kg
【3回目】92kg→52kg
【4回目】52kg→132kg(+80kg)
【5回目】132kg→52kg→212kg→52kg
【太宮 豊】
体重
【1回目】70kg→60kg
【2回目】80kg→70kg
【3回目】90kg(飲まず)
【4回目】??
【5回目】120kg→170kg→70kg