豊満の国 入国編
私はアリサ。薄緑色の外套と帽子・大きめのリュックを背負って色々な国を渡り歩く旅人だ。身長はあまり大きくはないけど、すらりと引き締まった身体は自分でも気に入っている。旅をする理由は立ち寄った国や町・村の文化を知る為。簡単に言ってしまえば様々な食べ物を楽しむため。ゆくゆくは故郷で料理屋を商いたいと思っている。
前の国では鳥と野菜が中心でヘルシーな料理が多かった。次に行く豊満を冠する国では、この世の全ての食材・料理が食べられると言われている。旅人としてあまり太りすぎると支障が出るけど、脂っこい食事がとても楽しみだ。
王都に近づくにつれ、すれ違う人々の恰幅が良くなっているように見える。中肉中背の人が多いと思っていたら息を切らして歩く人に変わって行く。これは一体どういうことなのだろう?
王都へ入るため大門の脇の受付に向かう。幅5mはありそうな扉を通り抜け受付に向かうとそこには非常に豊満な女性が待っていた。厚手のワンピースを張り詰めさせ、息を切らしながら語りかけてきた。
「豊満の...の国へぇ、ようこそー。こちらは...はふぅ。体重測量受付ですー。」
「体重測量受付?どうして体重なんかを測るんですか?」
「このぉ、王都ではですねぇー。一定のぉ、体重以下でなければ...入り直せない、ふぅ。決まりになっているのですよ。」
「一定体重以下ですか...。お姉さんは入り直せるんですか?」
「そうねぇ。私は、ふぅ。まだ入り直せるわよ。」
この受付のお姉さん、座っているけど身長は私よりも少し高いくらい、胸はだいぶ大きく、その下に服越しでもわかるお腹が段を作って出っ張っている。体重は多分150kgくらい。私なら問題なく出入りできる。
「それじゃぁ、測るわねぇー。体重はぁ、38kg...っと。ずいぶんと軽いわねぇ。」
「旅人ですから。手続きはこれだけですか?」
「ええ。それじゃ、豊満の国の王都を、ふぅ。楽しんでいってねー。」
受付のお姉さんの屈託のない笑顔で送り出され王都に入る。大通りからは様々な料理のいい香りが流れてきている。
「さて、色々試してみるぞ!」
【ステータス】
探求の旅人 アリサ
身長:140cm
体重:38kg
外套・帽子・シャツ・短パン・ブーツ・大きめのリュック
導入まで。挿絵等は気が向いた時に描いてみたいと思います。
棒の人
2021-06-08 15:45:43 +0000 UTC